松本いづみ先生、フィンランドに一緒に行った りっかんこと、宿里利佳さんグループが主催される
みんなの学校の初代校長先生の 木村泰子先生の講演会を聞きに行きました。
私が賛同した部分をご紹介します。
●「全ての子どもが安心して学べるようにしよう!」
いつのまにか、ある価値観を持った先生が、その価値観を子どもにおしつけて、
その子どもだけが安心できる空間になっている。
●10年後に子どもたちが幸せでいられるように、また
社会で行きて働くためにどんな力が必要か?
大空小学校では学力(学校で身につける力)を見える力と見えない力に分け、
時間があるなら見える力も身につけるようにしているそうです。
【見えない力とは】
1.人を大切にする力
(この多感な時期に、できるだけ多様な人たちと会う。いわゆる「○○障がい」と名前をつけられた子ども達も一緒に学ぶ事で、周りの子ども達の学ぶことがどれだけあることか。)
2.自分の考えを持つ力
3.自分を表現する力(何を言ってもいいという安心感)
4.チャレンジする力(失敗させればいい。失敗する=行動したということ)
●子どもが失敗したときにかける言葉は
「大丈夫?」
●子どもが教室から出たら先生が原因
●障がいを理由に学びを分断するのは人権侵害
●できないことを認めて人に頼む力を身につける
●不登校の子ども達に「先生がこんなにがんばっているのに」
と主語が先生のうちはうまくいかない。
事実は一つ「子どもが学校に来れない」ということ。
この子が学校に来れるようにするにはどうしたらいいか。
子どもを主語において考える。
身の引き締まる想いです。
少しでも子ども達と関わる以上、責任があります。
私の教室でも子ども達が逃げ出します。
押しつけばかりです。
これでいいのだろうか、いや、いいはずないのです。